今回は、最近読んだ本
”トロント最高の医師が教える
世界最新の太らないカラダ”
についてのレビューを書いていきたいと思います。
ダイエットに悩んでいる方はたくさんいるかと思いますが、ついにその悩みに終止符を打つ時が来たかもしれませんよ。
なぜ人は痩せられないのか?
これは永遠のテーマといっても過言ではありません。
画期的なダイエット法がテレビで取り上げられては、いつの間にか消えてなくなって、また取り上げられては、いつか消えてしまう。
ここ数年、このようなことが永遠に繰り返されていますよね?
どうやったら簡単に痩せられるか。そればかりを追いもとめる方達は多いかと思います。
この本では、どんなダイエット方法でも一時的には痩せられると言っています。
低炭水化物ダイエット、低脂質ダイエット、バナナやりんご….等々
確かに始めた直後は
あ、痩せた!
と実感できるのですが、その後停滞し、元に戻ってしまう。
なぜリバウンドしてしまうのか?
その原因には
が深く関係しているそうです。
人それぞれ体には設定体重があり、それ以上太れば体が痩せるように働き、逆に設定体重より痩せれば体が太るように働くのです。
これは体に元々備わっているホメオスタシス(恒常性)と同じですね。
暑い時は汗をかき体温を下げる。寒い時は震え等で体温を維持しようとします。
体を常に一定の状態を好むもの。それが体重にもあるというのです。
体重の設定値を変えるには?
では、その設定値を変えるにはどうすれば良いのでしょうか?
その設定値のつまみを回してくれるのが…
ずばり!
です。
インスリンとは、血糖値を下げる唯一のホルモンです。
なので、食事を摂り、血糖値が上がるとインスリンが分泌され、糖が臓器に取り込まれ血糖値が下がる。
とても大事な役割をもっているのがインスリン。
そのインスリンが体重の設定値に深く関わっているというのです。
カロリーは関係ない?
ある研修で、
インスリンを下げる錠剤を与えると体重が痩せた
というのです。
しかもカロリーは関係ないというのです。
摂取カロリーを減らしても、インスリンを上げる錠剤を摂取したグループは体重が増加したのです。
摂取カロリーを減らしたのにも関わらず…
肥満とカロリーは関係がないというのは、以前にも記事にまとめています。
⇒⇒肥満とカロリーは関係ない?カロリーに固執する時代は終わった?
インスリンの分泌を下げるためには
では、どうすればインスリン値を下げることが出来るのでしょうか。
私が一番納得できたのは…
精製された炭水化物を減らす
こと。
精製された炭水化物とは、
パン、コーンフレーク、甘い炭酸飲料、お菓子、砂糖などなど…
要は人の手が加えられているものはほとんどこれに当たると思って頂いていいと思います。
逆に果物やイモ類は、炭水化物が多く含まれているものの、そこまでインスリン値を上げないことが分かっています。
結論:痩せたければインスリンの分泌量を落とせ
今回は、かなり大事なところだけお伝えしました。
大事なのは、カロリーを減らしたり、何か特定の栄養素を極端に減らすことではありません。
食事の質を上げる。
ことが大事なのです。
コンビニやファミレスで食事を済ませるのではなく、食材を選び、調理する。
人の手が加えられ、食べやすいように精製されたものは避ける。
まずはここからで始めてみませんか?
この本にはもっと色々なことが書かれており、仰天するような内容ばかり…
気になる方はぜひ購入してみてください!