ニュースでは花粉症が既に飛び始めていると報道されていました。
2~5月頃は花粉症に悩まされる方は多いのではないでしょうか?
症状が出てしまった。薬も飲んでも効かない。と悩まされている方も多いはず。
今回はそんな方のために花粉症に効くツボを3つご紹介します!
万人受けするツボはありませんが、今回ご紹介する3つのツボの中に皆さんに合ったツボがあるかもしれません。
ぜひ花粉症に悩まされている方は最後までお付き合いください!
☑薬も飲んでも効かない
☑鼻詰まりや目の痒み等、特定の症状がひどい
花粉症とは?
花粉症は、花粉を吸いこむことによって「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」等の諸症状を引き起こすアレルギー性鼻炎です。
医学用語では”季節性アレルギー性鼻炎”と呼ばれており、日本人の4人に1人が花粉症だと言われています。
花粉症のメカニズム
簡単に説明すると、
体が花粉を敵とみなし、排除するため過剰に反応している状態
と言えます。
2.排除すると判断した場合、再び侵入してきた時に撃退できるよう抗体を作成
3.花粉が再び侵入
4.体外に放出するために、鼻水・涙・くしゃみ等の諸症状が誘発
このようなことは誰にでも起こる反応ですが、花粉に対し体が過剰に反応している状態が花粉症なのです。
花粉症の症状
鼻づまり・鼻水・くしゃみ・目の痒みが主な症状だと思います。
しかし、眠気・めまい・倦怠感・集中力低下なども花粉症の症状だと言われています。
鼻づまりがないから、目の痒みがないから大丈夫ということではなさそうです。
花粉症を起こす植物
症状がでる季節によって、原因となる植物は変わってきます。
アレルギー検査をするのが手っ取り早いですが、症状が出る季節が分かれば原因となる植物はかなり絞られてきます。
花粉症に効くツボ3選!
今回ご紹介するツボはこの3つ!
2.迎香
3.ネーブル4点
1つ1つ説明していく前に1点だけ注意です。
ツボを押す際は、
強すぎず、弱すぎず、心地よい程度の力で押しましょう!
目の痒みに効く”晴明”
まず初めにご紹介するのが”晴明”というツボです。
場所は”目頭内側中央やや上のくぼみ”で左右にあります。
目の痒み、眼精疲労、視力回復に効果があると言われています。
目の症状が特に強い方は、この晴明を心地よい強さで、ゆっくり5,6回程度押してあげましょう。
鼻づまりに効く”迎香”
次にご紹介するのが”迎香”というツボです。
場所は”小鼻の両脇の少しへこんだところ”にあります。
鼻水、鼻づまりに効果があると言われています。
症状が強い時に、両脇から鼻を挟むようにゆっくり押しましょう。
アレルギーには”ネーブル4点”
最後に紹介するのが”ネーブル4点”です。
ネーブル(Navel)とは日本語で”臍”という意味です。
その名の通り、臍周りの4点をネーブル4点と言います。
本来であれば鍼で刺激するのが一番ですが、指の刺激でも大丈夫です。
これまでのツボよりも少し長め(10~30秒程度)に刺激してあげましょう。
今までのツボとは違い、顔とは関係のないお臍にあるツボになります。
なぜお臍のツボを刺激すると花粉症の症状が治まるのでしょうか?
なぜネーブル4点が効果的なのか?
腸には腸内細菌が数多く存在し、腸内の免疫系はもちろんのこと、内分泌系や神経系と相互作用し、恒常性(一定の状態に保つ事)を保っています。
しかし、その免疫系が弱り、この相互作用が破綻することにより、体が花粉に過剰に反応してしまうのです。
もちろん経口的に薬などでその反応を抑制することも出来ますが、体の内側から免疫機能を正常化させることも可能です。
ネーブル4点を刺激することで、腸管免疫機能に働きかけ、弱った免疫系を正常化させることができるのではないかと言われています。
(東洋医学的な観点からの説明は難しいので省きます)
結論:ツボはお金も時間も必要なし!
いかがだったでしょうか?
ぜひ症状が出た時、薬が効かない時に今回の3つのツボを刺激してみてください。
もちろん個人差はありますが、私自信も患者様にこれらのツボを使い、実際に効果を実感しております。
ネーブル4点に関しては本当は鍼刺激がいいのですが…
ぜひ一度試してみて下さい!