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ビタミンDで花粉症対策

ビタミンDで花粉症の症状が改善する?ビタミンDの多い食品とは?

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皆さん辛い花粉症に悩まされていませんか?

 

もちろん薬でも症状は改善しますが、強い薬だと眠気が出たりするので車を運転する人はあまり飲めなかったり…

 

そんな方におススメなのがビタミンDです。

 

このビタミンDを意識的に摂ることで、花粉症の症状が改善すると巷で話題になっているのです。

その真相に迫りたいと思います!

 

・花粉症に悩まされている
・薬が効かない
・薬を飲みたくない
・花粉症の症状を少しでも改善させたい
アスレティックトレーナー、日本トレーニング指導者、鍼灸師等の多資格を駆使し、代表選手が所属するチームのトレーナーをしている健康のスペシャリストが論文&実体験を交えて執筆しております。
しーやん
花粉症の薬を飲むと眠たくなりますよね…

 

 

 

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ビタミンDで花粉症が良くなるのか?

花粉症に悩まされる女性

結論から言うと、

ビタミンDで花粉症は改善します!

 

では、なぜビタミンDを摂取すると花粉症が改善するのでしょうか?

 

それにはまずビタミンDの作用を知る必要があります。

 

 

ビタミンDとは?

ビタミンDとは

ビタミンDは細かく分類するとD2~D7の6種類あります。

 

また、ビタミンDと共に、ビタミンA・K・Eは脂溶性ビタミンと呼ばれ、油脂に溶けやすいビタミンです。

脂溶性ビタミンDAKE(だけ)と並び変えると覚えやすいですね。笑

 

ビタミンDは日光に当たることで皮膚で合成されるため、食事から摂る以外にも日光に当たることで補うことができます。

 

皮膚に存在するプロビタミンD3に紫外線が当たることでビタミンDが生成されるのです。

 

 

どのくらいの日光浴が必要?

午前10時から午後3時の日光で、少なくとも週に2回、5分から30分の間、日焼け止めクリームなしで、顔、手足、背中への日光浴で、十分な量のビタミンDが体内で生合成される

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

と言われていますが、季節や都道府県によって時間はかなり変動します。

 

沖縄と北海道を12月で比べると沖縄では14分。北海道では139分の日光浴が必要とされているので、その差なんと約10倍!

 

現代は昔に比べ外に出る機会が減り、紫外線カットの日焼け止めも進化しているので、皮膚から合成されるビタミンDは不足しがちだと言われています。

 

花粉症がどんどん増えているのもその影響があるのではないかとさえ言われているのです。

 

また、日照時間が減るとウインターブルーという病気にもなりかねないので気をつけましょう!

【関連記事】冬場の体調不良はウインターブルー(冬季うつ)かも?女性の方が要注意

 

 

 

ビタミンDの作用

太陽の光とビタミンD

細かい作用はたくさんありますが、今回は大きな作用を3つご紹介します。

 

  1. 骨や歯を丈夫に発育促進させる
  2. 小腸でカルシウム、リンの吸収を促進し、血中カルシウム濃度を維持
  3. 免疫細胞の働きを正常化

 

 

骨や歯を丈夫に発育促進させる

これは、作用2つ目と被るのですが、カルシウム・リンの吸収を促進することで骨や歯を丈夫に発育促進させる作用があります。

 

もちろんビタミンDだけを摂取していてもダメです。

 

カルシウムとビタミンDを一緒に摂取することで、強く丈夫な骨や歯を作ることができます

また、ビタミンAの吸収を助けるため、筋力の向上にも欠かせない栄養素となります。

 

 

ビタミンDが不足すると?

このビタミンDが不足するとカルシウムの吸収率が下がるため、低カルシウム血症となり、骨や歯が丈夫に育ちません。

 

小児の場合⇒くる病
成人の場合⇒骨軟化症
高齢者の場合⇒骨粗鬆症

になります。

 

将来骨粗鬆症にならない為にも、ビタミンDはとても大事な栄養素になってくるのです。

 

 

免疫細胞の働きを正常化

生体内の免疫反応を調整するマクロファージやリンパ球にビタミンDのレセプターがあることが分かっています。

 

そのため、ビタミンDを摂取することで、この免疫細胞が正常に働き、過激な反応を抑えることが出来るのです。

 

この働きが花粉症の症状を抑えるのではないかと近年注目され始めました!

 

 

花粉症とは?

花粉症の男性

簡単に説明すると、

体が花粉を敵とみなし、排除するため過剰に反応している状態

と言えます。

 

 

  1. 花粉が鼻や目から侵入してきた時に、排除するか受け入れるか判断
  2. 排除すると判断した場合、再び侵入してきた時に撃退できるよう抗体を作成
  3. 花粉が再び侵入
  4. 体外に放出するために、鼻水・涙・くしゃみ等の諸症状が誘発

このようなことは誰にでも起こる反応ですが、花粉に対し体が過剰に反応している状態が花粉症なのです。

 

 

ビタミンDを摂取すると花粉症の症状が良くなる

太陽の光を浴びる男女

個人差はありますが、サプリメントを摂取して1時間もたたないうちに、症状は改善されてきます。私のクリニックでもスギ花粉症や通年性の慢性鼻炎に悩む患者さんにビタミンDサプリメントを試してもらったのですが、1カプセル1000IUのサプリメントを2~4カプセル摂取してもらうと、なんと30分~1時間で鼻どおりが改善されました。

https://www.biople.jp/articles/detail/278/1/1/1 から引用

実際にビタミンDを摂取することで、その後花粉症の症状が改善されたという報告がいくつもされています。

 

やはりビタミンDを摂取し、免疫機能を正常化させることで、花粉に対する過激な反応を抑えることができるのです。

 

 

どのくらいの摂取が必要?

疑問

では、花粉の症状を抑えるにはどのくらいのビタミンDが必要なのでしょうか?

 

症状が強い初期の段階(最初の1か月)では、

毎朝100µg(4000IU)のビタミンDを摂取

 

そして、症状が改善されない、ぶり返してきた場合は、追加で100µg(4000IU)を摂取しましょう。

 

これは食事からの摂取が厳しいと思うので、サプリメントから補うのが良いかと思います。

 

これを1か月程度続け、症状が緩和されてきたら、食事や日光浴でビタミンDを摂取し、足りなければサプリメントから補うように移行していきましょう。

 

 

ビタミンDが多い食品

ビタミンDが多い食品

ビタミンDが多く含まれる食品としては、

  1. キノコ類
  2. 魚介類

があります。

 

 

主に、

キノコ類
・きくらげ、干しシイタケ、舞茸
魚介類
・あんこうの肝、しらす、いわし、鮭

に多く含まれています。

 

ただこれらの食品を以てしても、1日の摂取量を満たすことはなかなか大変です。

 

やはり日光浴かサプリメントからもビタミンDを摂取することが望ましいでしょう。

 

 

 

結論:ビタミンDで花粉症は改善するかも!

花粉症からの解放

花粉症の薬が効かない方、車の運転で薬が飲めない方などはぜひビタミンDを摂取してみてください。

 

実際に私も今年からビタミンDのサプリメントを摂取していますが、薬が無くても大丈夫な体になってきました。

 

ぜひみなさんも試してみてください!

 

また、花粉症に効くツボも記事にしてますので、併せて試してみてくださいね。

【関連記事】花粉症に効くツボ3選!いますぐにできる花粉症対策を紹介!

 

追記:2021/4/25

太陽の光を浴びることで得られる効果について記事をまとめました。

ぜひそちらも併せてご覧ください!

アスコンラボ

突然ではありますが、皆さん日光浴していますか?   現代では、過敏に太陽の光に反応し、極端に光を避ける人が増えたように感…

 

 

 

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