冬場は何かと気分が上がらなかったり、元気がなかったり、体調不良になりやすかったりしませんか?
実はそれ…
ウインターブルー(冬季うつ)
かもしれません。
ウインターブルーは放っておくと鬱病になる可能性もあるため、要注意です!
”ただの体調不良だから…”と放置しないでください!
ウインターブルーかどうかのチェック項目、対応策もあるのでぜひ最後までご覧ください!
・冬は寝すぎてしまう
・冬は食べ過ぎてしまう&太ってしまう
・気分が落ち込む
ウインターブルー(冬季うつ)とは?
ウインターブルーとは季節性の感情障害で別名”冬季うつ”や”季節性感情障害”と呼ばれています。
通常の鬱病とは違い、気温が下がってくる秋~冬(10-3月)にかけて多くなります。
ウインターブルーも鬱病と同じく気分の落ち込みはありますが、
過眠
体重増加
などの症状が出ることが大きな特徴になります。
普通の鬱病では、不眠や食欲低下が見られますが、ウインターブルーではその逆になります。
放置すると危険?
ウインターブルーを放置し、悪化すると
の危険性があると言われています。
ただの体調不良だろうと放置してしまうと、鬱病を発症し、最悪自殺していまうなんてこともありえるので、必ず対策することが大切です!
「冬になるとなんか体調悪いんだよね。」
「冬になると元気でないんだよね。」
のように”冬になると”体調が良くない方はぜひその対策についてチェックしてみてください。
ウインターブルーの原因とは?
ではなぜ、秋~冬にかけてウインターブルーになりやすいのでしょうか?
それは…
に問題があります。
人は太陽の光を浴びると幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌されます。
このセロトニンには、精神の安定・やる気,集中力UPなどの効果があります。
逆にこのセロトニンが不足すると、
など、様々な症状が現れやすくなります。
秋~冬にかけて日照時間が短くなり、太陽を浴びる時間がかなり少なくなります。
その結果、セロトニンが不足し、ウインターブルーを発症しやすくなるのです。
セロトニンをより分泌させる方法など、セロトニンについてはこちらの記事で詳しくまとめています。
≫≫“幸せホルモン”セロトニンとは?どのように生成&分泌促進すればいいのか?
ウインターブルーは女性のほうがハイリスク
ウインターブルーの日本での発症率は、2%と言われています。
しかし、女性は男性よりも3倍発症率が高くなるので要注意です!
また、緯度の高いところに住んでいたり、寝つきの悪い人にもウインターブルーは多いと言われています。
ではなぜ女性は男性よりも発症率が高いのでしょうか?
女性ホルモンの影響
確かなことは分かってはいませんが、
が強く関係しているのは間違いなさそうです。
女性は、月経や更年期障害など、ホルモンの働きが気分に影響されやすいため、そこに合わさりセロトニンが不足するとウインターブルーのリスクが高くなると考えられます。
そもそもセロトニンが少ない
幸せホルモンであるセロトニンは男性に比べ、女性の方が少ないことが分かっています。
その為、女性の方が太陽の光を浴び、セロトニンの分泌をより促すことが必要なのです。
しかし、現実はどうでしょう。
のは女性に多いですよね。
勿論、過度な紫外線は危険です。
でも適度な日光浴は精神的にも絶対に必要であると言えるでしょう。
ウインターブルーのチェック法
ここではテレビで紹介されていたチェックリストをご紹介します!
- いくら寝ても眠い
- 体がだるい、疲れがとれない
- 甘いもの、炭水化物に手がでる
- 家事や仕事に時間がかかったりやる気が出ない
- 体重が増えた
上記のチェックリストが3つ以上当てはまる方はウインターブルーの可能性があるとされています。
どうでしょうか?意外に当てはまる方は多いのではないでしょうか?
このチェックのついた項目が3週間以上続いたり、日常生活に支障が出てきたら要注意です。
ウインターブルーの予防&対策法
一番の予防法は、
ことです。
出来るだけ朝起きたらすぐにカーテンを開けて日光を浴びましょう!
雨の日が続いたり、昼夜逆転している人などは人工太陽光照明や高照度光照射装置をうまく活用するのがいいでしょう。
また、極力窓際で作業したりするのも予防にはいいと言われています!
他にも、
・トリプトファンを摂取する
などが対策&予防にいいと言われています。
太陽の光を浴びることで得られる効果については、こちらの記事にまとめています!
≫≫太陽の光の知られざる効果を徹底解説!適度な日光浴で健康的な体を手に入れよう
結論:日光浴でウインターブルー対策を!
冬は寒いし、暗いし、なんだか気分が上がらないなんて日はよくあると思いますが、それが普通だと思って放置してしまうと、いつの間にかウインターブルーになっていた。なんてことがありえます。
少しでも異変を感じたり、チェック項目に3つ以上当てはまる方は、日光を浴びましょう!
それでも改善しない方は、躊躇せず医療機関を受診しましょう。
医療機関でも治療がしっかりとありますので、安心してください!