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口呼吸で顔の形が変わる

口呼吸で顔の形が変わる?日常的な口呼吸のデメリットを徹底解説!

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こんにちは。最近朝起きると口が乾燥しているトレーナーのこうた(@kouta_trainer)です。

 

いきなりですが、みなさん日常的に口で呼吸していませんか?

 

実は、日常的な口呼吸には様々なデメリットがあり、病気の多くは口呼吸の習慣が原因だとも言われているのです。

 

なぜなら、口は食事をするために、鼻は呼吸をするためにあるからです。

 

この記事では、口呼吸にはどんなデメリットがあるのか、また鼻呼吸にするとどんなメリットがあるのかを解説していきます!

 

記事を読み終えると、今すぐにでも口呼吸を辞めたくなるかも…?

 

・日常的に口呼吸をしている
・気づいたら口が空いている
・朝起きると喉が痛い、口が乾いている
・自分の呼吸の音が聞こえる
アスレティックトレーナー、日本トレーニング指導者、鍼灸師等の多資格を駆使しながら、ラグビーチームのトレーナーをしている筆者が論文&実体験を交えて執筆しております。
口呼吸?ん~自分だとよくわからないな…

 

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口呼吸で顔の形は変わる?

口呼吸で顔が変わった少年

https://www.consciousbreathing.com/articles/mouth-breathing-negatively-affect-childrens-smile-teeth-face-airways/ から引用

 

いきなりですが、口呼吸のデメリットとしてかなりインパクトが強いのが、

口呼吸で顔の形が変わる

ということ。

 

まず上の写真を見てください。

 

海外の美少年がスナネズミを飼ってから、アレルギーにより鼻呼吸から口呼吸に変わったことで顔がまったくの別人に成長した。という話があります。

 

写真を見ると一目瞭然ですね。目が垂れ下がり、口が半開き。顎の輪郭もなくなっています。

 

もし、お子さんがいらっしゃる方は、口呼吸が習慣化しないよう見守ってあげてください。

 

では、なぜ人は口呼吸をしてしまうのでしょうか?

 

 

ほとんどの人が口呼吸になっている

深呼吸をする置き物

生まれた時は誰しも出来ているはずの“正しい呼吸”(鼻呼吸)ですが、現代の生活ではそれが難しくなっています。

 

西洋から”椅子”という物が日本に来てから、椅子に座って“休む”知恵を得ました。

 

移動も自転車や車や電車などが発達し、自分の足で歩く必要がほとんどありません

 

ご自身の生活を振り返ってみてください。

“座る”ことが生活のほとんどを占めていませんか?

 

そして会社で残業続きで、ストレスは溜まっていませんか?

 

食生活は乱れ、ほとんどの人が運動不足な現代では、ほとんどの人が“正しい呼吸(鼻呼吸)”を出来ていません。

 

ストレスの多い現代では交感神経が常に働き、ほとんどの人は呼吸の量が増えているのです。

 

 

現代人は呼吸量が増えている

呼吸量の増加の指標の1つとして“口呼吸”があります。

 

日常的に口呼吸をしている
寝て起きると口の中が乾いている
自分の呼吸の音が聞こえる

このような人は呼吸量が増えている可能性があります。

 

口呼吸だとあまり吸う努力をしなくても、容易に酸素が吸えてしまうので呼吸量が必然的に多くなりやすいんです。

 

呼吸量が増えると何がいけないの?という話はこちらの記事を読んでみてください。
【関連記事】健康のための深呼吸は逆効果?鼻呼吸で呼吸量を減らすことで健康な体に

 

もちろん走った後など、体の中で酸素が不足している時は口呼吸になり、呼吸量が多くなるのは当然です。

そのような例外はありますが、日常的な口呼吸にはやはりデメリットが多いのです。。

 

しーやん
確かに階段昇っただけで、息が苦しい…酸素が欲しい…

 

 

鼻呼吸のメリット

鼻呼吸をする女性

口呼吸のデメリットの前に鼻呼吸のメリットについてもお話させてください。

 

鼻呼吸には様々なメリットがあります。

 

主に、

・呼吸量を減らす
・横隔膜が正しく機能する
・呼吸筋の弱化を防ぐ
・空気を温め、湿度を上げる
・細菌やバクテリアを除去する

上記のようなメリットがあります。

 

 

呼吸量を減らす

“鼻呼吸”にするだけで呼吸量が減ります。

 

口よりも鼻の方が通り道が狭い為、抵抗が高まり、呼吸量が減ります。

 

抵抗が高まるので、横隔膜や呼吸補助筋がしっかり機能しないと呼吸できません。

 

口呼吸の人は、吸う力が必要ないので、口周りの筋が弱化し、口が常に開いてしまうのです。

 

 

病気になりにくい

鼻には鼻毛があり、細菌などをキャッチするような構造になっています。

 

また、粘膜を守り乾燥するのを防いでいます。

 

しかし、口から呼吸した場合、細菌はいっきに体の中まで侵入してきます

 

実際に、口呼吸している人はインフルエンザにかかりやすいということが分かっています。
【関連記事】口呼吸でインフルの罹患率が2倍以上に!5人に1人がしている口呼吸の予防法とは?

 

鼻呼吸をするだけで、病気から体を守ることができるのです。

 

 

口呼吸のデメリット

口呼吸をしている羊

では本題である口呼吸のデメリットについてです。

 

日常的に口呼吸をしてしまうと、

・顔の形が変わる(特に子供)
・脱水になりやすい
・口の中ぎ乾き、歯や歯茎の病気になりやすい
・口臭の原因となる
・いびきや睡眠障害の原因になる
・歯並びが乱れる

というデメリットがたくさんあります。

 

今すぐに口呼吸をしている人はやめるべきなのです!

ん~でも口呼吸をしているか自分じゃ分かりにくいな…
口呼吸の詳しいデメリットについては、ぜひこちらの記事をご覧ください。

口呼吸のチェック法

今回はすごく簡単なチェック法をご紹介します。
それは、
口を閉じた時、舌が上顎に接しているかどうか
です。
口呼吸の人の特徴
このように口を閉じた時、舌が下に垂れ下がり、天井に舌が当たっていない人は口呼吸をしている可能性大です。
普段から口呼吸をしていると口周りの筋力が衰えるので、舌が下に垂れ下がります。
他にも細かなチェック法があり、それはこちらの記事でご紹介しているので、気になる方は見てください。
【関連記事】口呼吸でインフルの罹患率が2倍以上に!5人に1人がしている口呼吸の予防法とは?

口呼吸の対策

口テープ

寝ている時に口呼吸になってしまう!という方がすごく多いですが、

 

そんな方は、口にテープを貼りましょう。

 

少し原始的ではありますが…

 

薬局に専用のテープも売っているので、ぜひチェックしてみてください。

 

ちなみに僕はこれを使っています。

口呼吸で顔がどのように変わるのか

ストレスを抱える女性

口呼吸が習慣の子供は顔が正常に発達しないと言われてます。

 

具体的にどうなるの?というのは下図を参考にしてください。

f:id:shiyan-blog:20190124222050j:plain
https://refinebynature.com/is-mouth-breathing-changing-your-facial-shape/ から引用

上が鼻呼吸下が口呼吸をしている人の特徴です。

 

口呼吸をすると

・歯並びが悪くなる
・細長い顔になる
・気道が狭くなる

など、外見に影響を与えてしまいます。

 

そして

眠りの質が悪い
下気道の閉塞疾患
ストレスレベルが高い

といった症状が現れ、生活の質が低下してしまいます。

 

 

結論:口呼吸はデメリットだらけ!子供は特に注意が必要

本来あるべき呼吸の姿は

“鼻呼吸”

ということはお分かり頂けましたでしょうか?

 

軽い運動した時も僕は鼻呼吸をしています。

最初は少し息苦しいですが、呼吸が落ち着くのがいつもより早いのに気付けますよ!

 

繰り返しになりますが、走った後であれば口呼吸になるのはごくごく自然なことなので気にせずに。

 

肩こり、腰痛の人も呼吸で症状が改善する人も多いです。

ぜひご自身の呼吸を見直してみてください。

 

番外編にはなりますが、近年「膝に手をつく姿勢」だと呼吸の回復が早いと言われています。

「膝に手をつくな!」とコーチに言われてきた方が多いかと思いますが、実は膝に手をついた方が良かったのかも…_?

≫≫膝に手をついた呼吸は回復が早い?横隔膜や肋骨の動きと関係があった?

 

 

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